( アバウト )
About
「まがりくねった / 不規則な / 曲線」という意味を持つ「Squiggle（スクイグル）」という言葉は、直線的でなく予測不能な動きや形状を表すことから、アーティストが創作活動中に経験する迷いや試行錯誤のプロセスを象徴していると考えます。アートを形にするということは、決して一直線に進まない道のりです。そして、このことは私たちの日々の試みにも当てはまるのではないでしょうか。迷ったり、立ち止まったり、失敗をすることは、誰もがたどる人生の道筋であり、自身の個性を磨き上げていくプロセスとも言えるはずです。「Art Squiggle」は、「スクイグル」をコンセプトとした体験を通じて、アートが私たちと共に歩む存在だと来場者に感じていただくことを目指しています。
2024.07.19-09.01
( 実行委員会からの挨拶 )
Greeting
「Art Squiggle Yokohama 2024」は、”Squiggle（スクイグル）=やわらかな試行錯誤" を繰り返し作品を生み出す若手アーティストを中心に、人の生き方をアート作品・空間を通じて楽しむことができる新しいアートフェスティバルで、2024年7月に初開催いたします。本フェスティバルでは、国内外で更なる活躍が期待されるアーティストらによる展示、「スクイグル」をテーマにした書籍が並ぶライブラリー＆ラウンジ、横浜湾を臨む景色を楽しめる屋外スペースで開催される音楽イベント「Sound Squiggle（サウンド・スクイグル）」などを通じて、アートが私たちと共に歩む存在だと来場者の方に感じていただくことを目的に開催されます。かつて国内外を繋ぐ経済の要や文化交流の場として機能し、多様な価値観が交錯していた山下ふ頭を舞台に、来場した全ての人が、「スクイグル」の在り方や、アートと私たちのつながりを模索することのできる祭典となれば幸いです。
( 企画 / プロデュース )
Planning / Production
( 空間デザイン )
Spatial Design
西尾健史
Takeshi Nishio
1983年長崎県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業後、設計事務所を経て、「DAYS.」として独立。 IFFT/インテリア ライフスタイル リビング2017で、Young Designer Award、GOOD DESIGN AWARD受賞。Featured Project（2023-）、TOKYO ART BOOK FAIR（2017-）などのフェアや展覧会、インテリアなどの空間設計から家具・プロダクトに至るまで多岐に渡るデザインを手がけている。
Born in 1983, Nagasaki. He joined a design office after graduating from Kuwasawa Design School and later established his own agency named “DAYS.” He received the Young Designer Award and the GOOD DESIGN AWARD at the IFFT/Interior Lifestyle Living 2017. He plays an integral role in a wide range of projects from interior and space design for fairs and exhibitionts including Featured Project (2023-) and TOKYO ART BOOK FAIR (2017-), to furnitures and product designs.
( アートディレクション )
Art Direction
山口萌子
Moeko Yamaguchi
1987年生まれ。慶應義塾大学、多摩美術大学卒業。書体デザイナー、日本デザインセンター色部デザイン研究所デザイナーを経て、2022年より同社アートディレクター。VI、ビジュアル、サイン、展覧会デザインなどを手がけている。主な実績に「東京都庭園美術館 旧朝香宮邸を読み解く A to Z」展示計画・アートディレクション、「Featured Project 2023」アートディレクションなどがある。
Born in 1987. She graduated from Keio University and Tama Art University and works as a typography designer. After working as a designer at the Nippon Design Center Irobe Design Institute, she earned her post as an art director of the company from 2022. She principally works on visual identity, visual creatives, signs, and exhibition designs. Exhibition planning and art direction for the exhibition “Commemorating the Museum’s 40th Anniversary The A to Z Guide to the Former Residence of Prince Asaka” and the art direction for “Featured Project 2023” are a few of her most recognized achievement.
